03.31.2017

次世代のIT・家電展示会「CES2017」、住まい関連の先端技術

毎年1月、米国ラスベガスで開催される「CES(Consumer Electronics Showの略で、通称「セス」)」は、世界中から注目を集める、さまざまなカテゴリの革新的な次世代テクノロジーが集結する展示イベントです。50周年目の今年も「CES2017」が開催され、世界中から3800 社以上の企業が出展しました。住まいや暮らしにまつわる新商品にはどのようなものがあったのでしょうか。同イベントに参加した株式会社 HEART CATCHの西村真里子さんによると、今年は暮らしにも直結する技術の分野で、目覚ましい変化が見られたといいます。「今年のCESのトレンドは、『音声認識』にまつわる技術革新です。日本でも、グーグルやアマゾンが音声認識に関するテレビCMを展開していますが、その音声認識技術を家電に搭載した新商品が見受けられました。例えば、冷蔵庫や洗濯機自体がネットにつながり、音声認識機能も活かせるようになる。そうした製品も韓国の家電メーカー『LG』などから出品されており、多数見受けられました」(西村さん)「ハンバーグをつくっているときに、冷蔵庫に向かって『ハンバーグのつくり方教えて』と投げかけると、冷蔵庫がハンバーグのレシピを読み上げてくれたり、タクシーを呼びたいときに『10分後に家に迎えにきて』とお願いすると、呼べるようになるという製品もあったりと、スマホやパソコンで打ち込むのではなくて、音声認識と家電が結びつくことで、声で家庭内をコントロールする暮らしが現実味を帯びていると実感しました」

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