08.13.2023

セキュリティリスクの簡単な対処法

“最近になってパソコンやスマートフォンを利用するようになった人にとって、「セキュリティリスクを知る、高める」ことは困難だと・・・そう思われている人もいますが、以下のことを行うだけでも初心者ができるセキュリティリスクの高め方になります。
第一に「OSを最新バージョンにする」ことが重要です。
OSを最新バージョンにすると便利になる・・・と思われている方もおられますが、正確には脆弱性を改善するためにバージョンアップをしているので、OSを最新バージョンにするだけでもセキュリティリスクを改善できるのです。脆弱性とは、「エラーやウィルス感染などに弱い」ことを意味するのですが、ほぼすべてのOSは完璧ではありません。ウィルスについても新しいものが毎日開発されている状況なので、OS開発者たちもウィルスと競争しながらバージョンアップしている・・・という背景があります。
また、OSを最新バージョンにする際は最新バージョンでトラブルが起きていないかもチェックしたほうがよいでしょう。というのも、OSはバージョンアップすることに進化が約束されているわけではありません。まれにバージョンアップ後の不具合も報告されているので、こちらにも注意してください。
第二に「パスワードの定期更新」はセキュリティリスクを改善するのに効果的です。
たとえば、パソコンやスマートフォンを購入したばかりの人は、「aabb112233」のようなわかりやすい英数字の入力のみでパスワード変更されていることが多いです。今では、このような簡単なパスワードをすぐに読み取ってしまうツールも存在するので、簡単なパスワードはセキュリティリスクを悪化させているだけでしかありません。
パスワードについては、パスワードをランダムで発行してくれるサイトもありますので、一度、セキュリティリスクを考えてパスワードを変更してみるのもよいでしょう。
最後に「外出中のWi-Fiは極力使用しない」のもセキュリティリスクによいです。
知られていない人が今でも多くいるのですが、施設などで無料で利用できるWi-Fiの多くはセキュリティリスクをそれほど意識していません。つまり、施設によってはWi-Fiの質が異なるわけです。こちらを知らずに無料で利用できるWi-Fiは便利・・・と思っていると、暗号化されていないWi-Fiを利用してしまったため、個人情報が盗まれてしまうといったセキュリティリスクが発生するのです。
なので、外出中はモバイルデータ通信をオンにする、Wi-Fiの自動接続はオフにする・・・、これだけでもセキュリティリスクを理解している人の行為になります。
暗号化されているかどうかの見分け方ですが、Wi-Fiの横にカギアイコンが付いているものは安全なWi-Fiです。ただし、この手のWi-Fiは無料で利用できないケースが多いです。”

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